【疑問】高血圧でも食事でケーキを食べていい?

【疑問】高血圧でも食事でケーキを食べていい?

高血圧でも食事の後にケーキを食べていい?

 

 

ケーキといってすぐに思いつく病気の名前はその甘い糖分から肥満症・糖尿病が最初に脳裏に浮かぶと思います。しかし、ケーキは高血圧になるリスクを抱える食品としても注意すべきです。
専門のお菓子店ではなくてもコンビニなどでも手軽に買えるケーキですので、ついたくさん食べてしまうと血圧が上昇しますので注意して下さい。食事としてケーキをとることは避けて頂き、高血圧の方でも時々食後に少し又はおやつの時間に美味しくケーキを頂くコツをぜひ覚えて下さい。

 

 

今回は、

 

○ケーキに含まれる材料・成分とは?
○どんな種類のケーキが良いのでしょうか?
○どのくらいの量をいつ食べるのが良いのでしょうか?

 

これらについてお伝えします。

 

 

お菓子には日本古来の和菓子から最新のケーキ・洋菓子まで様々な種類がありますが、どのような材料が使われているかをしっかり把握して楽しんで下さい。

 

 

 

○ケーキに含まれる材料・成分とは?

 

ケーキを作っている材料は3つに分類されます。

 

1) 炭水化物の多い材料(小麦・砂糖)
主な原料となっているのは小麦粉と砂糖です。一般的なショートケーキに含まれる糖質量は100g当
たり47g・脂質23gであり、カロリー量は100gで300kcalですので、多くの糖分とともにカロリー数も多いことがわかります。この糖分が身体の中ですぐに分解・吸収されることによって血糖値を急速に上昇させて血圧を上げることになります。また、このカロリー量からわかるようにケーキの取りすぎは肥満を引き起こし、高血圧のリスクを増大させます。

 

2) 脂質の多い材料(バター・クリーム)
   バター・生クリームを使用したケーキも数多く販売されていますが、忘れてはならない成分はトランス
脂肪酸という成分です。先日、アメリカにおいてFDAが食品にトランス脂肪酸を使用することを禁止した
ニュースが流れたのを覚えている方もいらっしゃると思います。アメリカ人の生活習慣病の元凶である肥
満を防止するために設定されました。しかし、日本では平均的な摂取量がWHO基準より低いという理由
でこの規制の対象にはなっていません。
トランス脂肪酸はケーキに多く使用されているクリームの元となるマーガリン・ショートニングには多く含まれているのです。ショートニングとは植物油脂酢ですが、マーガリンから添加物・水分を取り除いた濃厚なマーガリンです。このショートニングが使われることによって、食感をまろやかにすることがケーキにお一つの魅力なのです。ところが、このトランス脂肪酸は我々が必要としている3大栄養素の一つである脂質に含まれますが、まったく我々の身体にとって百害あって一利なしの成分なのです。トランス脂肪酸は取り過ぎで悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させることがわかっています。これにより、心臓疾患・糖尿病の悪化というリスクを増大させます。

 

3) タンパク質の多い材料(卵、乳製品)
 卵、乳製品を使用されていることから、カロリー量、糖質量が比較的少なく脂肪分が多いため血糖値の増加も急速に上昇しないので、高血圧にはなりにくいといわれています。

 

【疑問】高血圧でも食事でケーキを食べていい?

 

 

 

○どんな種類のケーキが良いのでしょうか?

 

ケーキに使われている食材を基本に考えると次の2つの食材を用いたケーキをお勧めします。

 

1)植物繊維の多いケーキ
   植物繊維は血糖値の急速な増加を抑えて、体内脂肪の蓄積を防止する働きがありますので、肥満防止も含めて効果があります。ナッツ・野菜類の入ったケーキなどはお勧めです。

 

2)タンパク質の多いケーキ
チーズケーキ、シュークリームなどが代表的ですが、他のケーキと比較しても糖質量が半分ですので、ケーキの中では手頃で楽しめます。
もちろん、このようなケーキであっても食べ過ぎだけは避けて下さい。

 

 

 

 

 

 

【疑問】高血圧でも食事でケーキを食べていい?

 

 

 

○どのくらいの量をいつ食べるのが良い?

 

 我々の身体の一日の生体リズムの中で最も太りにくい時間帯は、体温が一日の中で最も高くエネルギー消費を活発に行っている時間帯である午後二時から六時の間と言われています。この時間帯以降の夕食後から深夜にかけてカロリー量の高いケーキなどを取るとカロリーの消費が行われずにただ体内脂肪として蓄積していくだけです。さらに、深夜の時間帯には体内脂肪を合成するホルモンが産生されるため、身体への悪影響が増大されます。
このことから、通常言われているお菓子の時間帯が午後3時前後というのは理にかなっています。

 

 また、一回にとるケーキの量の目安はカロリー量に換算して200kcalですので、シュークリーム、チーズケーキ1ケ分ということになります。空腹時におなか一杯までケーキを食べることは体内脂肪を増やしますので避けて下さい。

 

仕事などに疲れてストレスを感じた時に、午後3時頃に甘いケーキを食べてリラックスするのも一つの心の癒しになると思います。

 

一方、日本独特の和菓子は一個の大きさも小さく・油脂を含まない小豆などを使っており、菓子とすればケーキよりはるかに適したスイーツです。

 

 

 

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